翻訳家

グローバルな仕事

外国の書籍や雑誌を自国や他の外国の言語に訳し、多くの読者に読んでもらえるようにする仕事です。小説をはじめ、外国製品の説明書やビジネス文書などを訳すことも業務の範囲に入ります。現在は産業分野での翻訳の仕事が圧倒的に多くなっています。また、海外のホームページなどでニュースの翻訳の仕事も増えています。

特に外国の文学作品の日本語翻訳では能力が試されます。原作の意味合いや文章の味を活かすための日本語の文章能力が、翻訳の技能と合わせて大きく問われるからです。シリーズ作品になると、なるべく同じ文体の翻訳が求められます。技能が認められると仕事が集中する仕事ともいえます。出版社などとの関係づくりも重要です。

翻訳家になるためには、語学の深い知識が必要です。語学系の大学や専門学校で語学を勉強し、翻訳会社やフリーランスで活動するのが一般的です。英語と中国語に関しては、日本翻訳協会で「翻訳技能検定試験」が行われています。取得すれば技能が保証されるでしょう。

POINT

  • 外国語の文章を自国や他の外国の言語に訳す
  • 最近は産業分野やニュース原稿の翻訳が増えている
  • 取得すると有利な資格・免許あり
この職業に近づく大学は?
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帝京大学 外国語学部 外国語学科

英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、コリア語の6つのコースに分かれる。全員の留学が必須の「GLOBAL CAMPUS PROGRAM」が設けられ、集中語学プログラムで語学力を高めたうえで、2年次秋期に世界各地の提携校に留学する。

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日本大学 国際関係学部 国際教養学科

多文化共生社会で活躍できる人材を育成する。国際文化コースでは異文化と自国文化の理解を深めることに主眼をおく。国際コミュニケーションコースでは高度なコミュニケーション能力を養う。グローバルスタディ、グローバル観光の学科横断型コースも選択可能。

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法政大学 グローバル教養学部 グローバル教養学科

独自のリベラルアーツ教育を行う。従来の一般教養科目は設置せず、人文、社会科学、ビジネスを中心に学際的に専門科目を学ぶ。英語圏の大学へ最長10カ月間留学し現地で正規の学部授業を履修する本格的な留学制度では、参加者全員に奨学金が支給される。

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青山学院大学 国際政治経済学部 国際コミュニケーション 学科

国際コミュニケーションコースを設置。国際社会の動向を言語、地域文化・比較文化、コミュニケーションの3つの視点から学び、より良い国際交流を実現できる国際コミュニケーターを育成する。実践的な語学教育で、2年次までに英語と第二外国語を学習する。

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