ドーピング検査員、DCP
スポーツに関する仕事
ドーピング検査員(ドーピングコントロールオフィサー)は、スポーツ競技において、参加選手が禁止薬物を使用していないかどうかを検査する専門職です。
専門の医師(メディカルオフィサー)の責任のもと、ドーピング検査を行い、ドーピング検査員はテクニカルオフィサーとして補佐的な立場で携わります。
かぜ薬でもドーピング反応が出てしまうことがあります。選手たちへの正しい情報提供を行うために確かな知識の習得が欠かせません。
日本でドーピング検査員になるためには、スポーツ振興会や日本アンチ・ドーピング機構が主催する講習会を受講し、医師によるドーピング検査器具などの指導を受ける必要があります。修了後には、メディカルオフィサーの5日間の研修とテクニカルオフィサーの2日間の実地訓練を行い、実際の大会業務に臨みます。現在は、ドーピング検査員だけを職業としている人はおらず、医師・薬剤師や地域の体育教師などが兼任していることが多いです。
POINT
- スポーツ選手の禁止薬物の使用を検査する
- スポーツ振興会などが主催する研修を受ける
- 日本では、医師・薬剤師などが兼任している
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