ロボット開発技術者、ロボット設計技術者

機械・電気・化学に関する仕事

ロボット開発技術者、ロボット設計技術者になるためには?

ロボット開発には、最先端の非常に高度な理数系の知識が必要です。ロボット開発技術者になるためには、工学系・工業系の専門学校・大学に進学してロボット工学の基礎知識を学び、各メーカーに就職することが一般的です。

工業用ロボット以外に、人間の感覚の領域に近い最先端の技術を使用したロボットを開発する場合は、医学や人間工学などの知識が必要になるため、大学院に進学し、研究を積んで論文を発表し、博士号を取得してから就職する人もいます。

今後、ロボットが活躍する現場はますます広がり、かつロボット自体は複雑化することが予想されます。毎年行われるロボットの新技術の展示会やニュースを参考にして自分が目標とするロボット開発分野を決め、それに向けて知識を蓄積していくとよいでしょう。

また、何よりも物事に対する好奇心を失わないことが大切です。新技術は、身近なところや他分野の技術との融合から生まれることも多々あります。俯瞰的な視野で自分の仕事に取り組める姿勢が求められます。加えて、開発途上の分野ですので、健全な発展のための倫理感も必要でしょう。

最近では工業系の高校や高等専門学校を対象に、ロボットのアイディアや能力を競う「ロボットコンテスト」が開催され、海外の学生も積極的に参加しています。全国で予選会が行われているので、まずはこの大会に出場して、全国大会出場を目標に基礎知識の習得や技術の研鑽に励みましょう。

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