弁護士

法律の知識を駆使し、会社や個人の困難を法的に解決する

法律に関する仕事

弁護士になるためには?

法科大学院(ロースクール)を目指すのが一般的です。法曹界を目指す人に向けた専門教育養成機関で、大学の法学部卒なら2年間、他学部卒ならば3年間で修了となるのが原則です。入学試験は4年制大学卒業者が対象です。法律家としての適性を測る全国統一試験のあと、各法科大学院の個別試験があります。

法科大学院を修了すると、司法試験があります。憲法・行政法・民法・商法・民事訴訟法・刑法・刑事訴訟法の必須7科目からなる短答式試験と、必須科目プラス選択科目(倒産法・労働法・環境法など)の論文式試験とがあります。

司法試験に合格すると、1年間の司法修習を受けます。これは裁判所・検察庁・弁護士事務所で法曹界の実務を経験すると共に、司法研修所へ通って専門知識を学ぶものです。修了時には「司法修習生考試」(通称2回試験)と呼ばれる試験に合格しなければなりません。これを修了して初めて弁護士資格が付与されます。この他、予備試験に合格することで、法科大学院を経ずに司法試験を受けられる道もあります。予備試験には受験資格に制限がなく、幅広い人材に門戸が開かれていますが、非常に狭き門となっています。

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