看護師、ナース

患者の声を聞き、医師へ伝え、患者の治療をサポートする仕事

医療に関する仕事

看護師、ナースになるためには?

看護師になるためには、大学や短期大学、専門の養成学校などで法律に定められた学科と実習を履修したあと、国家試験に合格しなければなりません。

以前は短大や養成学校から看護師を目指す人が大勢いました。『看護関係統計資料集』(日本看護協会)によると、2011年4月現在、修業年数3年の短大と養成学校はそれぞれ27校と512校でしたが、4年制大学でも看護師を目指せる学校が増え、200校を数えます。そのため、4年制大学から資格を目指す学生が増加傾向にあるのが現状です。これは、大学では専門科目数の多さから保健師などの資格もあわせて目指せるというメリットがあるからだと思われます。

看護師を目指すうえで学ぶ科目には看護学や衛生学などがありますが、高校生であれば、生物・化学・数学が最も関連度の高い科目となります。卒業後の就職については、各学校へ届く募集をもとに就職試験を受けるケースがほとんどです。

また、看護師と同様の職種として准看護師があります。これは都道府県の主催する試験に合格した者が取得できる資格です。仕事内容はほぼ同じですが、都道府県試験であるため、他の都道府県での就職を考える際には勤務地や勤務条件について注意が必要です。

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