絵本作家

出版・文筆に関する仕事

絵本作家になるためには?

絵本作家になるための資格は特にありません。美術やデザイン系の大学・専門学校でデッサンや文章力を磨いたり、カルチャースクールや絵本作家のイベントで絵本づくりを学んだりする人もいます。

絵本作家になるためには創作した原稿を出版社や編集プロダクションに持ち込むか、コンテストに応募して入賞し、出版までこぎつけるのが一般的な道といわれます。中には、独学で絵本を製作し、自費で絵本を出版したあと、徐々に人気が出て商業出版されるケースもあります。

絵本作家だけで生計を立てられる人は、ベストセラーシリーズを持っている人などに限られています。デザイナーやイラストレーターを兼務する人や、児童書の出版社に勤務しながら執筆者として活動する人もいます。

絵本作家に重要なのは、絵本が好きであることと共に、たくさんの作品を読み、自分の創作の肥やしとし、作品に活かしながら、絵や文章を創作し続けることです。最初はうまくいかなくても書き続けていくことで、自分のカラーが確立できます。出版社や編集プロダクションは、そのようなカラーを持つ新しい才能の発掘に努めています。

実際、精巧な絵の他にも、独特の味を持つ絵や文章が絵本の世界では重宝されます。なかなか世の中に認められなくても、自分を信じて描き続ける意志の強さも大切な資質の1つといえるでしょう。

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