裁判官

法律に関する仕事

裁判官になるためには?

裁判官になるためには、司法試験に合格する必要があります。司法試験は難易度が高いため、まず大学の法学部に進学して、法律の基礎を徹底的に学びましょう。その後、ロースクール(法科大学院)に進み、2年間(または3年間)司法試験に向けた勉強をします。

司法試験合格後は、最高裁判所に設けられた司法研修所で1年の研修を経て裁判官になります。最初は判事補として、3人の裁判官と共に判決を下しますが、経験を積むと判事に昇進し、1人で裁判を担当できるようになります。

裁判官に求められるのは法律の知識だけではありません。年齢や職業や国籍が様々な原告・被告・被告人の人生や立場に思いをめぐらせる想像力が必要です。なぜ争いごとや犯罪が起きるのか、社会の抱える問題の根本的な部分に目を向け、広い視野で深く考える習慣を持ち、人の話に丁寧に耳を傾けましょう。高校生までは、国語科をよく勉強して思考力を鍛え、社会科を勉強して裁判の仕組みや社会の成り立ちを理解しておきましょう。

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