螟ァ蟄ヲ蜈・隧ヲ繧サ繝ウ繧ソ繝シ隧ヲ鬨楢ァ」遲秘溷ア2014
《英語》 設問別分析



【第1問】A 単語の発音 B 単語のアクセント 
今年も例年同様、発音とアクセントのみの出題であった。昨年より形式・問題数ともに変更なく、Aは「下線部の発音がほかの三つと異なるもの」を選ぶ問題が3問、Bは「第一アクセントの位置がほかの三つと異なるもの」を選ぶ問題が4問であった。受験生に馴染みのある単語がほとんどで、発音問題、アクセント問題とも基本的なレベルであった。

【第2問】A 文法・語法・語彙 B 対話文 C 整序英作文
Aは問8、問9、問10で2箇所の空所を補うのに適当なペアを選ぶ問題になり、形式上の変化が見られた。基本的な文法・語法の問題が中心であったが、定型表現を知っているかどうかで差がついたと思われる。Bの対話文完成問題は昨年までと同様で、いずれも文脈を決め手とする問題となっている。昨年に比べ若干状況を掴みづらかった。Cの整序英作文は、昨年は選択肢の数が5つであったが、本年は2011年の問題と同形式で選択肢の数が6つとなった。Aと同様、ここでも基本的な定型表現を知っているかどうかがポイントとなったと思われる。

【第3問】A 文脈による語句の意味推測 B 不要な文の選択 C意見内容の要約
各問ともに文脈から正解を選ばせる趣旨は変わらないが、形式的にはBに大きな変化が見られ、文章の中から取り除いた方がよい1文を選ぶ問題となった。落ち着いて読めば正解は明らかだが、新形式ということもあり、焦ってしまい余計な失点をしてしまった受験生もいたであろう。Aはここ数年続く形式で、短文中に施された下線部の語句の意味を問うものである。昨年は2問中1問が文章であったが、今年は2問とも対話文であった。Cは議論における意見内容を問う問題で、昨年までのBの形式の問題であり、特に難解な設問はなかった。

【第4問】A 図表を使った説明文読解 B 事務的文書などの読み取り
問題形式に大きな変化はなかったが、Aの設問数が1つ増加して3問から4問になった。今年のAの素材文はアメリカ合衆国の各州の移住・定住に関する説明文である。グラフにあてまるものを選ばせる問題は例年通りだが、最後のパラグラフに続くトピックを推測させるという新傾向の問題が出題された。Bはマラソン大会の告知文書の読み取り問題である。表を読み取るよりも文字情報を素早く処理することが求められるが、落ち着いて取り組めれば確実に正答にたどりつける問題である。

【第5問】イラストを含む内容一致問題
形式的には過去4年の問題とほぼ同様であった。画家の日記と、1年後に孫娘が彼にあてた手紙を素材に、内容一致問題が4つとイラスト問題1つからなる大問である。イラスト問題は孫娘が最近描いた彼らの肖像画を選ばせるものであった。日記も手紙も平易な英文で、設問もトリッキーなものはなく、落ち着いて読めば難なく答えられるレベルである。

【第6問】長文読解問題
素材文は音響技術がどのように進歩し、それが人々の音楽の聴き方にどう影響してきたかを論じたもの。形式的には従来同様の内容一致問題を主軸にしており、総語数も昨年並みである。パラグラフごとの内容を問うAが5問、見出しを問うBが1問だった。昨年まで見られた本文全体のテーマを問う問題は見られなかった。本文の内容や設問は標準的で、A問1〜5の設問文には該当する段落が示されているので取り組みやすい。ここまでの問題で時間を使いすぎていなければ、高い正答率が期待できるだろう。

大学入試センター試験解答速報2014
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