大問数 |
減少 | 変化なし | 増加
|
設問数 |
減少 | 変化なし | 増加
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マーク数 |
減少(-2) | 変化なし | 増加
|
難易度 |
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化
|
第4問以外は大問内でさらに2つの大問に分かれており、取り組みやすい構成であった。また、生物分野と地学分野の区分は明確であった。リード文は丁寧であり、図もわかりやすい。文章や図を素直に捉えることができれば、掘り下げて学習していなくても解答できる問題が多かった。リード文を見ずに小問だけを見て答えられるような単発の問題も、例年に比べて多かったといえる。各小問における選択肢も、判断に迷うようなものは少なく、素直であった。遺伝のように論理と計算が同時に要求される問題も見当たらなかった。 実質的に計算問題は1題であり、落ち着いて解けばできる比例計算となっていた。資料についてもシンプルであり、グラフや表中の数値に対して慎重に取り組まねばならないものは無かった。 設問によっては生物分野に比べて若干地学分野が難しい傾向が見られたが、これら2分野の間に大差はない。例年と形式的な違いはほぼないといってよいので、過去問をじっくり研究した受験生にとっては高得点が狙えるだろう。全体として昨年に比べてやや易化した。
年度 |
大問 |
出題分野 |
設問数 |
マーク数 |
配点 |
2014 |
第1問 |
探究活動 |
6 |
7 |
25 |
第2問 |
地球表層のプレート運動、地球と生命の変遷 |
5 |
7 |
25 |
|
第3問 |
地域の自然の特徴 |
5 |
7 |
25 |
|
第4問 |
人間の活動と地球環境のかかわり |
6 |
6 |
25 |
|
2013
|
第1問 |
身近な環境における多様性 |
5 |
7 |
25 |
第2問 |
地球と生物の移り変わり |
7 |
8 |
25 |
|
第3問 |
自然環境と生物の変化 |
6 |
7 |
25 |
|
第4問 |
人間活動と地球環境とのかかわり |
4 |
7 |
25 |
|
2012
|
第1問 |
太陽放射と身近に生育する植物 |
5 |
6 |
25 |
第2問 |
地球と生物の移り変わり |
7 |
8 |
25 |
|
第3問 |
生物と自然のつり合い |
7 |
7 |
25 |
|
第4問 |
人間生活と地球環境の変化 |
6 |
7 |
25 |
|
2011 |
第1問 |
自然の変化 |
7 |
7 |
24 |
第2問 |
地球と生物の歴史 |
7 |
7 |
25 |
|
第3問 |
生物多様性と地球環境 |
8 |
8 |
25 |
|
第4問 |
人間の活動が大気環境に及ぼす影響 |
6 |
7 |
25 |
過去の平均点の推移
2013 | 2012 | 2011 | 2010 | 2009 |
---|---|---|---|---|
54.41点 | 60.36点 | 54.58点 | 64.83点 | 58.35点 |