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政治・経済: 新高2生へのアドバイス
《政治・経済》
新高2生へのアドバイス
◆「政治・経済」
2021年1月より「共通テスト」に変更になります。2018年に実施された試行調査(プレテスト)では、例えば、文章・図・史料など複数の情報を組み合わせて思考・判断させる問題や、出題形式も設問に該当する選択肢をすべて選択する問題、解なしの選択肢を解答させる問題など出題されました。このため従来と異なる形式ということもあってか正答率が極めて低い結果も出ています。出題内容や形式は試行調査の傾向を踏襲すると予想されるので、教科書の知識が前提ですが、早く一問一答の知識問題を脱して、図・史料などと結びつけた「考え・判断する」問題に意識的に体験するようにしましょう。
◆「政治・経済」は総合的な理解に心がけよう
「政治・経済」は中学で学習した公民の範囲を深く学ぶものですが、単なる断片的知識の暗記ではなく、社会で起きる諸事象に対し政治・経済の構造を理解し、相互の関連・因果関係を全体的に把握しようとするものです。したがって、地理的な空間の広がりと、近い過去の歴史的因果関係とを縦横に理解することを前提としています。さらに、人間社会での現象なので思想・哲学・文化などの倫理部門も加味されてきます。グローバル化により海外での政治・経済・文化の軋轢の理解・解決には、総合的な学習がますます必要になってきていています。専門的な用語や細かい事項は後から深めていくことができますので、概要を頭に入れることを目指しましょう。特に政治・経済分野は制度、仕組みや理論の構成の正確な理解が必要なので、『清水の新政治攻略 政治のしくみと時事』『清水の新経済攻略 経済理論と時事』(東進ブックス)などで早いうちに基本を押さえておくと、高3生になってから学力をより高めることができるでしょう。大学入学共通テストではセンター試験以上に限られた時間内で正確に解答する力が求められます。全国統一高校生テストを含めて年間6回実施される東進のセンター試験本番レベル模試は、年間のカリキュラムでセンター試験と同一レベル・同一形式の問題演習を繰り返します。高2生でも受験できるので積極的に受験して、自らの学習進度を測る物差しとして利用してください。
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