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生物基礎: 新高2生へのアドバイス
《生物基礎》
新高2生へのアドバイス
◆大学入学共通テストについて
2021年1月に、これまでのセンター試験にかわって大学入学共通テストが実施されます。
新高2生のみなさんは、大学入学共通テスト実施初年度の学生です。
現行のセンター試験との大きな違いとして,
考察問題の増加
が挙げられます。
初見の図や資料を読み、知識を活用しながらデータを解析する力
が問われています。また、問題文が会話形式になっており、文章の量が多いのが特徴です。
◆学習の指針
大学入学共通テストは
考察問題が中心
となり、「教科書の用語をただ暗記する」という学習方法では不十分です。英語の長文をスラスラ読むためには、英単語や英文法などの土台が必要ですよね。同じように、考察問題をスラスラ解くためには、教科書に出てくる用語の土台が必要です。まずは教科書の用語しっかりと暗記し、用語と用語に「つながり」を持たせてください。
学んだ内容が日常生活や実社会でどのような役割をし、どのような課題があるのかを日頃から考える
ことが、学習の手助けをしてくれるはずです。その上で、初見の図や表を解析する力を養いましょう。センター試験と比べると、対策には十分な時間が必要となります。したがって、
できる限り早い段階から学習を始めてください。
◆問題構成
大学入学共通テストの生物基礎は、
出題形式の大きな変更はなく、大問3題
で構成される予定です。各大問はA・Bの2つに分かれています。
全問マーク式で、総マーク数は現行のセンター試験より1〜2個増え、18〜19個になる
と思われます。考察問題が中心となり、会話形式の問題も出題されます。
◆時間配分
30分という制限時間は決して十分な時間ではありません。
考察問題に時間を費やしてしまうと時間が足りなくなる場合も考えられるため、
知識問題をいかに早く処理し、考察問題に多くの時間を割けるか
が重要になります。
◆問題内容
生物基礎の教科書は、大きく
「生物と遺伝子」・「生物の体内環境の維持」・「生物の多様性と生態系」
の3分野で構成されています。大学入学共通テストではそれぞれの分野から各大問が出題される予定です。出題分野の偏りはないと思われ、全ての単元を満遍なく学習しておく必要があります。
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