大学入試センター試験解答速報2013
《地理A》 全体概観


大問構成、設問数、マーク数は変わらず。難易度は昨年並み。

大問数
減少 | 変化なし | 増加 
設問数
減少 | 変化なし | 増加 
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 

大問数は5題である。設問数・マーク数は2010年が36問、2011年が35問、2012年が33問と減少傾向にあったが、本年は前年と同じ33問であった。組合せ式6択問題は昨年の8問から11問に増加している。出題形式については、センター試験地理Aの特徴の一つである写真を利用した問題が5問みられた。内容面については、地誌の問題であつかう地域が昨年の中央・南アメリカから南アジアに変わっただけで、他の大問テーマも昨年から大きな変化はない。いずれも高校地理に関する標準的な知識や図表を読み取る力を要求する問題であり、総合的な学力が求められる良問が多い。なお、例年通り第5問の地域調査に関する問題は、地理B(第6問)との共通問題であった。全体の難易度としては昨年並みと思われる。

年度

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2013

第1問

地理の基礎的事項

8

8

24

第2問

国境を越えた様々な結びつき

7

7

21

第3問

南アジアにおける自然環境と人々の生活

7

7

22

第4問

地球的課題と国際協力

5

5

15

第5問

地域調査(徳島県鳴門市)

6

6

18

2012

第1問

地理の基礎的事項

8

8

24

第2問

国境を越えた世界の結びつき

7

7

21

第3問

中央・南アメリカ

7

7

21

第4問

貧困・社会的不平等にかかわる地球的課題

5

5

16

第5問

地域調査(静岡県大井川流域)

6

6

18

2011

第1問

地理の基礎的事項

8

8

21

第2問

国境を越えた世界の結びつき

7

7

21

第3問

東アジアとその周辺地域

7

7

21

第4問

地球的課題と国際協力

7

7

21

第5問

地域調査(佐賀県)

6

6

16

2010

第1問

地理の基礎的事項

8

8

16

第2問

地域調査(山形県最上地域)

7

7

21

第3問

国境を越えた世界の結びつき

7

7

21

第4問

太平洋を中心とした地域

7

7

21

第5問

地球的課題

7

7

21


過去の平均点の推移

2012 2011 2010 2009 2008
47.42点 52.58点 53.58点 54.70点 56.83点
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