大学入試センター試験解答速報2013
《地理B》 全体概観


前年同様、統計判定問題に一部難問がみられるが、難易度は昨年並み

大問数
減少 | 変化なし | 増加 
設問数
減少 | 変化なし | 増加 
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 

分量面については、大問6題構成が2006年以降続いている。設問数は2009年の37問から2010年の36問、2011年・2012年の35問と減少傾向にあったが、本年度は前年と同じ35問であった。出題形式面では、前年大きく減少した組合せ式の選択問題がやや増え(11問→13問)、うち10問が6択であった。例年同様に統計資料や図版が多用され、地理的な考え方や理解を問う問題が中心である。前年5点用いられた写真は1点のみであったが、全体的に細かい所で工夫された設問が並んでいる。内容面では、前年同様に統計判定問題を中心に迷いやすいものが目立つ反面、常識的に判断できる基本問題あるいは標準問題の分量が多かった。全体的な難易度は昨年並みと思われる。

年度

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2013

第1問

世界の自然環境

6

6

16

第2問

産業構造の変化と産業の立地

6

6

18

第3問

都市と村落、生活文化

6

6

17

第4問

地中海地域

6

6

18

第5問

現代世界における人口および民族の諸問題

5

5

15

第6問

地域調査(徳島県鳴門市)

6

6

16

2012

第1問

世界の自然環境と自然災害

6

6

16

第2問

世界の農牧業

6

6

18

第3問

都市と村落

3

3

17

生活文化

3

3

第4問

北アメリカ

6

6

18

第5問

現代世界の諸課題

5

5

15

第6問

地域調査(大井川流域)

6

6

16

2011

第1問

自然環境の地域性

6

6

16

第2問

世界の資源と産業

6

6

18

第3問

世界の生活文化

2

2

17

都市

4

4

第4問

アフリカの自然と人々の生活

6

6

18

第5問

現代世界の諸課題

5

5

15

第6問

地域調査(佐賀県)

6

6

16

2010

第1問

世界の自然環境

3

3

16

日本とその周辺地域の自然環境

3

3

第2問

地域調査(山形県最上地域)

6

6

18

第3問

世界の資源・エネルギーと産業

6

6

17

第4問

都市と村落

4

4

16

生活文化

2

2

第5問

ヨーロッパの地誌

6

6

17

第6問

現代世界の諸課題

6

6

16


過去の平均点の推移

2012 2011 2010 2009 2008
62.16点 66.40点 65.11点 64.45点 66.36点
大学入試センター試験解答速報2013
表示:スマートフォン版│PC版