大学入試センター試験解答速報2013
《数学II・数学B》 全体概観


大問数には変化がないが、それぞれの問題のボリュームはやや減り、計算量は大幅に減少した。時間配分さえ誤らなければ、かなりの高得点も期待できる。

大問数
減少 | 変化なし | 増加 
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 

必答問題2題、選択問題4題から2題選択の計4題の構成は昨年度までの形式を踏襲している。必答問題では、第1問から三角関数が姿を消し、かわりに図形と方程式が入った。指数・対数関数も含め、かなり易しくなった。第2問の微分・積分は例年並み。選択問題は、第3問(数列)、第4問(ベクトル)は見かけのボリュームは例年と変わらないものの、計算量はかなり少なくなった。第3問において初めて出題された数学的帰納法の証明の穴埋め、第4問における7年ぶりの平面ベクトルの出題と、出題内容は大きく変わったが、いずれも取り組みやすい。

年度

大問

出題分野

配点

2013

第1問

[1] 図形と方程式

30

[2] 指数・対数関数

第2問

微分・積分

30

第3問




数列

20

第4問

ベクトル

20

第5問

統計

20

第6問

数値計算とコンピュータ

20

2012

第1問

[1] 指数・対数関数

30

[2] 三角関数

第2問

微分・積分

30

第3問




数列

20

第4問

ベクトル

20

第5問

統計

20

第6問

数値計算とコンピュータ

20

2011

第1問

[1] 三角関数

30

[2] 指数・対数関数

第2問

微分法・積分法

30

第3問




数列

20

第4問

ベクトル

20

第5問

統計

20

第6問

数値計算とコンピュータ

20

2010

第1問

[1] 指数・対数関数

30

[2] 三角関数

第2問

微分法・積分法

30

第3問




数列

20

第4問

ベクトル

20

第5問

統計

20

第6問

数値計算とコンピュータ

20


過去の平均点の推移

2012 2011 2010 2009 2008
51.16点 52.46点 57.12点 50.86点 51.01点
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