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《地学基礎》 新高3生へのアドバイス
センター試験地学基礎の特徴
センター試験地学基礎は、地学基礎の教科書からまんべんなく出題されます。センター試験はマーク形式ですが、私大入試とは違い、本文を読まずに選択肢だけから答えが出たり、きちんと計算をせずに計算問題が解けたりすることはありません。センター試験では、試験時間が30分という限られた時間で15問前後を解答することになります。地学基礎とはいえ、単純な知識問題は少なく、様々な分野の知識や考察力が必要です。また、煩雑な計算問題はありませんが、基本的な計算力も必要です。図やグラフも、教科書や資料集に載っているような典型的なものがほとんどですが、内容をしっかりと理解しておきましょう。
これからの学習について
まずは教科書を繰り返し読み、内容を理解しましょう。いきなり問題を解こうとはしないことです。教科書の実験・考察にもじっくり目を通しましょう。基本的な知識を頭の中で「モデル化」した後は、過去問を解いてみましょう。教科書傍用問題集は、センター試験の過去問を中心とした問題集ですから、ある程度学習している人は積極的に問題演習に取り組んでみましょう。まだ学習が不足している人、教科書や過去問を見てもあまりイメージがつかみにくい人は、基本に戻って、教科書などを読み直しましょう。
模試の活用
地学基礎の過去問は今年度を含めて3年分しかありません。演習不足にならないよう、全国統一高校生テストを含め、年間6回実施される東進の「センター試験本番レベル模試」を活用しましょう。旧課程の過去問を解くときは、地学基礎に相当する問題を分野別に選び、解いてみましょう。
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