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英語: 新高3生へのアドバイス
《英語》 新高3生へのアドバイス
センター試験の英語では、1発音・アクセント、2文法・語法、3英作文、4口語コミュニケーション、5、6英文読解という6つの大問において、これまで得た英語の知識、読解力、情報処理力を総動員し、得点をとることが求められます。80分という限られた時間内で高い得点をとる為には、
基礎力である語彙・文法を完全な知識として身につけた上で、読解力を鍛える
ことが必要です。こうした力はすぐに身に付くものではなく、普段から
英語を日常生活の中で「読み・書き・聞き・話す」時間を出来る限り増やす
ことで総合的な英語の力を高め、
実際に使う練習を多く積む
ことが必要です。盤石な基礎力を身につけた上で、何度も予行演習を繰り返すことで、センター試験本番で結果をだすことができるのです。来年度以降で問題構成が変更されても、どんな問題にも対応できる確実な英語力を養いましょう。以下、分野ごとの対策を参考にしてください。
(1)発音・アクセント
大問1はセンター試験の問題の中でも比較的正答率の低い大問です。対策としては、ネイティブ音声教材を最大限活用して、
耳を使って覚える
ことを習慣化しましょう。英単語を暗記する際には、ネイティブ音声教材を聴いて聞こえた音と同じように音読をし、単語の意味はもちろん、正しい発音やアクセントも一緒に覚えましょう。また、この分野では
発音・アクセントのパターンを知ることも効果的
です。発音・アクセントに特化した市販の問題集を一冊解き、パターンを体得することもよいでしょう。
(2)文法・語法
文法・語法問題については、英語の基礎力を試す問題が万遍なく出題されます。対策が比較的おろそかになりがちなのが、単語・熟語・類語の用法など語彙や語法に関する分野です。センター試験では、語法に関する問題が文法と同程度かそれ以上の比重で出題されるということをしっかり認識して、日頃から語彙力・語法の強化に努めましょう。
(3)会話文
整序英作文の形式では語法・文法の知識を正しく運用する力が試されます。日頃から
英文の構造(主語・述語・修飾関係など)に注意をして英文を読む
ことが大切です。長文読解問題で出てきた長文においても、語句と語句の繋がりを意識し、その組み合わせの中でも頻出のものから頭に入れて、音読練習を行いましょう。また、空所補充形式では、
各発言から必要な情報を読み取り、そこから何が言えるかを導き出すこと
が必要です。センター試験の過去問などをたくさん解き、問題形式に慣れておきましょう。
(4)英文読解
センター試験では、制限時間内で多くの英文を読み解く力が求められます。センター試験の英文には難解な語彙や構文は出されませんが、
制限時間内で正確に文章を読み問題を解く速読速解力を高める訓練
が必要です。語句や表現の意味が問われる問題では、文脈からその意味を推測する力が試されます。また、図表が出題される問題では、表やグラフを読み取り、その情報と説明文を結びつけて答える情報処理能力が求められます。論説文における読解では、
パラグラフごとのテーマを把握し、その論理展開を見抜く力を養う
ことが重要です。今回新傾向の日誌調の文章読解では、
必要な情報や時間・場面の展開、筆者の考え等をつかみ、各パートごと・文章全体の主旨を導き出すこと
がポイントとなるでしょう。これらの力を身につける為には
内容を理解した英文を音読する
ことを習慣化し、英語の語順で文章の内容を理解する力をつけることや、
普段から段落やパートごとの主旨を簡潔にまとめる訓練を積んでおくこと
で、読解力が養われます。学力の伸びを確認するには、
全国統一高校生テストを含めて年6回実施される東進のセンター試験本番レベル模試
を活用して、弱点の発見とその補強に努めましょう。センター試験の過去問等で本番直前まで繰り返し演習量を積み、目標点に近付くよう継続して学習を進めていきましょう。
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