大学入試センター試験



昨年と同様大問は3つ、小問は計15問であった。

大問数
減少 | 変化なし | 増加 
設問数
減少 | 変化なし | 増加 
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 

第1問Aは、固体地球全体についての問題であった。目新しい問題はないが、日ごろからじっくり考えるくせをつけていないと難しく感じただろう。第1問Bは地層や地球の歴史についての問題である。第1問A同様、深い考察の経験がないと難しく感じるだろう。第1問Cは岩石・鉱物に関する問題で、標準的な内容・レベルである。第2問は、天気図を通して日本列島付近の冬型の気圧配置を問う問題である。問1の考察が若干難しいであろう。第3問は宇宙の誕生と恒星の進化についての問題であった。

年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2019 第1問 地球 9 9 30
第2問 天気図 3 3 10
第3問 恒星の誕生と宇宙の進化 3 3 10
2018 第1問 地球 8 8 27
第2問 自然現象 4 4 13
第3問 太陽系の誕生と形成 3 3 10
2017 第1問 地球とその構成物質 5 5 17
第2問 地球環境と大気・海洋 5 5 16
第3問 太陽と太陽系の惑星 2 2 7
第4問 宇宙からの光と地球・生命の歴史 3 3 10
2016 第1問 地球 8 8 27
第2問 地球全体のエネルギー収支(熱収支) 4 4 13
第3問 宇宙 3 3 10
2015 第1問 地球の活動と生物の進化 7 7 23
第2問 大気と海洋、日本の自然環境 5 5 16
第3問 太陽の観察 3 3 11

過去の平均点の推移

2018 2017 2016 2015
34.13点 32.50点 33.90点 26.99点
地学基礎