SAT、特殊急襲部隊

治安に関する仕事

Special Assault Team の頭文字をとった警察の特殊部隊です。ハイジャック事件・重要施設の占拠事件・テロ事件・銃などの武器を使用した事件などで出動します。そして警視総監や警備部長の指揮のもと、被害者・関係者の安全を確保しながら事態の鎮圧と被疑者の検挙という任務にあたります。

SATの隊員は、国内各地のSATの関連施設でヘリコプターからの降下訓練・航空機やバスへの突入訓練・狙撃などの訓練を行っています。

SATになるためにはまず、SATがある地域の警察官採用試験に合格しなければなりません。そのうえで、おもに機動隊からの希望者のうち、選抜試験を通過した人が入隊します。特に高い身体能力と強靱な精神力が求められ、また犯罪者からの脅迫などから身を守るため、隊員はSATに所属していることを家族にも秘密にしておかなければなりません。

SATのおもな任務はハイジャック対策やテロ対策であるため、空港がある東京・大阪・北海道・千葉・神奈川・愛知・福岡・沖縄の警察本部にSATの部隊が設置されています。

POINT

  • 警察の特殊部隊としてテロ事件などに対処する
  • SATがある地域の警察官採用試験に合格する
  • 機動隊に所属後、選抜試験を経て入隊する

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