保護監察官

治安に関する仕事

犯罪を犯した人や、非行を犯した少年・少女が、スムーズに社会復帰し、社会生活を問題なく続けられるように指導・監督をする仕事です。

刑務所を出る人々や、少年院を出る少年・少女の社会復帰を前に、資料や面接をもとに指導の方針を立てます。そして、更生のサポートをする保護司や民間ボランティア・関係機関と協力しながら、社会復帰に必要な指導を行います。また、出所・退院後の社会生活を観察し、問題が見られる場合には、再犯を防止するために身柄を拘束し、矯正施設に収容するための手続を行うこともあります。

保護観察官は、更生保護の責任者であり、法律・心理学・教育学・社会学・医学などの幅広い専門知識が求められます。また人の心の機微や社会問題に関する深い洞察も必要です。

保護観察官になるためには、国家公務員試験に合格し、保護観察所や地方更生保護委員会に勤めることから始めます。そこで法務事務官として一定期間働いたのち、保護観察官になります。

POINT

  • 罪を犯した人の社会復帰を指導・監督する仕事
  • 人の心の動きや社会問題への洞察力が必要
  • 法務事務官として働いたのち、保護観察官になる
この職業に近づく大学は?
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龍谷大学 法学部 法律学科

高度な人権感覚を持って批判的かつ論理的に問題を分析・解決できる人材を育成する。1年次から段階的に学習を進め、2年次後期から司法、現代国家と法、市民生活と法、犯罪・刑罰と法、国際政治と法の5つのコース及び学部共通コースに分かれる。

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