入国警備官

治安に関する仕事

不法入国や不法就労をしている外国人を取り締まる仕事です。

日本に入国した外国人の中には、犯罪を犯したり、不法に働く外国人もいます。独自調査や通報から得た情報にもとづき、入管法に違反している疑いのある外国人を調査します。裁判所の許可を得て、強制捜査を行うこともあります。

入管法違反の外国人を発見した場合、まず身柄を拘束します。これを摘発といいます。摘発は早朝や深夜に行うことがあり、危険を伴うこともあります。

身柄を拘束した外国人は、入国管理局内の施設に収容します。そして、審査の結果、退去強制が決定した外国人を本国に送還します。送還時には、外国人を空港まで護送し、確実に出国させます。こうした一連の仕事をすべて入国警備官が担当しています。

入国警備官は国家公務員です。入国警備官採用試験に合格する必要があります。採用にあたっては、身長・体重・視力などの身体的条件があります。

POINT

  • 不法入国や不法就労の外国人を取り締まる
  • 入管法違反の外国人を調査・摘発・送還する
  • 一定の身体的条件を満たす必要がある

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