工芸官
金融・会計に関する仕事
工芸官は、紙幣や印紙などのデザインをし、印刷するための原版を作る仕事です。紙幣の場合はデザイン担当と彫刻担当に分かれます。デザイン担当者はお札の図柄を考え、筆と絵具でお札のもとになる原図を描きます。彫刻担当者はその原図をもとに、手彫りで原版を作成します。紙幣のデザインは、偽造防止のために大変複雑にできており、高い完成度を求められています。特に日本は、伝統的にその技術の維持向上に努めており、近年は海外からも大変注目されています。
長年にわたり使用される紙幣を作る工芸官には、高いデザイン力と彫刻の技術が求められます。まずは印紙や証紙などの製造を行いながら技術を磨きます。紙幣のデザインや彫刻を担当するのはベテランの工芸官です。紙幣のデザインや彫刻を任されるには、10年以上の修業が必要ともいわれます。
工芸官は国立印刷局で働く国家公務員です。工芸官になるためには、国家公務員試験に合格する必要があります。ただし、募集人数はごくわずかです。美術系の大学で、デザインや彫刻の技術を身につけておくとよいでしょう。

POINT
- 紙幣や切手のデザインと原版を作る
- 国家公務員試験に合格する
- 美術系の大学でデザインや彫刻を学ぶとよい
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