水族館の飼育係
動物に関する仕事
水族館で生き物の飼育をする仕事です。水生生物の購入や採集から始まり、水族館という人工的空間での飼育環境に慣らし、エサを与えて、病気になったり弱ったりしないように管理します。水族館には、回遊魚・深海魚・淡水魚・ペンギンなどの鳥類もいて、さらに海藻や水辺の植物も展示します。生物によって、最適な水温や水質が異なるため、適切な飼育環境を管理し、水族館の生き物たちの健康状態を保つ必要があります。
また、水族館の来場者に、水生生物の魅力や不思議を解説することも飼育係の仕事です。イルカなどのショーを開催している水族館では、飼育係が調教を行い、ショーに出演します。アクアラングを背負って巨大な水槽の中に入り込み、内側を拭いたり、水槽の中を清掃したりする仕事も行います。
水族館の飼育係になるためには、水産大学や水産系・海洋系・生物系の学科に進みましょう。公立の水族館の場合は、まず地方公務員試験に合格する必要があります。民間の水族館の場合は水族館の採用試験を受験します。

POINT
- 飼育や水槽の清掃、来館者への解説などを行う
- 水産大学や水産系・海洋系・生物系の学科に進む
- 公立は公務員試験を、民間は採用試験を受ける

日本大学 生物資源科学部 海洋生物学科
地球の7割を占める海に棲息する海洋生物の、多様性維持と生物資源としての効率的な生産や利用は、海洋環境保全と持続的発展には不可欠な分野である。本学科では人々の豊かな暮らしと海洋環境の調和を創造できる人材の育成を目指す。

東海大学 海洋学部 海洋生物学科
イルカやクジラをはじめとした海洋生物の行動や生態に迫る行動科学、海洋生物の生態系レベルでの現象を学び、人間との共生を考える海洋生態学などから、保全や有効利用を含めた海洋生物についての知識・技術と多様性についての知識を深める。

東京農業大学 生物産業学部 海洋水産学科
環オホーツク地域の水圏における産業や食料問題、環境問題に関して探究する。水産物の生産、加工や流通などに関しても知識を深める。水圏環境の保全、水産資源の増養殖や開発、解析、管理の他、漁獲物の加工と流通などにも貢献できる人材を育成する。
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