地球惑星科学者

自然に関する仕事

地球や生命の誕生と進化・地球と人類の未来環境などを研究する仕事です。地球惑星科学は広範な研究対象を含んでおり、次の5つに大別されます。

宇宙惑星科学では、太陽系内外の惑星や衛星を研究し、地球と似た惑星が他に存在するのかを研究します。大気水圏科学では、空と海という地球表層の自然環境の過去と未来を研究します。これは、地球温暖化や核汚染物質拡散の側面からも重要な分野です。地球人間圏科学では、生態系・自然災害・二酸化炭素排出など、人間と地球環境との関わりを研究します。固体地球科学では、地球内部の地殻・マントル・核などの活動を研究し、地震や火山噴火につながる地球内部のメカニズムを解明します。地球生命科学では、地球上の生命の誕生と進化・生命と地球環境との関わりを研究します。

地球惑星科学者になるためには、これらのような研究室がある大学に進学し、専門的に学ぶ必要があります。自分の専門分野を絞って大学院に進み、修士号と博士号を取得後は、大学や研究機関で働きます。

POINT

  • 地球や生命の誕生と進化・環境などを研究する
  • おもに5つの分野に分かれて研究する
  • 修士号・博士号を取得し、大学や研究機関で働く
この職業に近づく大学は?
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駒澤大学 文学部 地理学科

2つの専攻を設置。地域文化研究専攻では野外調査や統計分析、景観観察といった方法で地域の文化や風土などを探究する。地域環境研究専攻では気候や地形、水の循環など地域の環境と人間について多面的に学び、資源利用や災害などの問題について考える。

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日本大学 文理学部 地球科学科

気候変動や自然災害などの地球の諸現象とメカニズムを研究対象とし、地球科学を幅広く学ぶ。富士山周辺で行う2泊3日の野外実習など、本物の体験を通して地球科学の調査法を習得し、地球と人間の未来を見通す力を身につける。

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