環境アセスメント調査員

自然に関する仕事

環境調査会社に勤務し、地域開発を計画している自治体や建設会社からの依頼で、道路や工場・ダムの建設などの地域開発が自然環境に与える影響を事前に調査し、建設計画に問題点がないか評価する仕事です。

環境アセスメントの調査では、まず建設予定地を訪れ、その区域の大気・水質・騒音・振動・地形・地質・動植物の生息状況などを調べ、建設計画をもとに、地域開発がその区域の環境のどのような側面に、どのような影響を与えるかを見積もります。環境への影響が甚大だと判明した場合は、建設計画の修正案を提案します。建設が終了したあとに、地域環境の変化を調査することもあります。

環境アセスメント調査員になるためには、大学の生物学科や生物工学科・環境学科などに進んで地域開発と環境保全について学び、環境調査会社などに就職する必要があります。公害防止管理者の国家資格を取得すると有利です。開発事業と環境破壊の問題が深刻化している現代において、環境アセスメント調査員の活躍の場が広がっています。

POINT

  • 地域開発が環境に与える影響を評価する
  • 大学の生物学科や生物工学科・環境学科などに進む
  • 取得すると有利な資格・免許あり
この職業に近づく大学は?
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立教大学 理学部 生命理学科

分子生物学、生物化学、分子細胞生物学の3つを柱に生命現象を理解していく。1年次より実験を重視するカリキュラムで、2年次には多彩な実験手法やコンピュータ処理の手法を学ぶ。4年次から所属する少人数制の研究室では1年をかけて1つのテーマを追究する。

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北里大学 海洋生命学部 海洋生命科学科

増殖生物学、環境生物学、応用生物化学の3つの講座のもとに、12の研究室が設置されている。学部附属の三陸臨海教育研究センターで実習船に乗り海洋観測などを体験する。分子レベルの実験やフィールドワークなどあらゆる手法を駆使して卒業研究に取り組む。

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芝浦工業大学 システム理工学部 環境システム学科

カリキュラムは建築、都市、環境の3つの相互に関連するエリアとそれらをつなぐ学際的領域によって構成されている。住宅、街、都市、地域から国土までを環境という視点でとらえ、従来の技術に加えシステムとして統合的に制御、管理、創造、再生することを目指す。

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世界を覗く
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ビジュアル系研究者が仕掛けるオープンイノベーション「違うもの」を掛け合わせて起こす化学反応

株式会社NewYouth 代表取締役、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任講師、国立福井大学産学官連携本部客員准教授
若新 雄純 さん

福井県若狭町生まれ。「信号も自販機もない」長閑な環境で育つ。思春期に入ってビジュアル系バンドに入れ込み、自身もビジュアル系男子に。在学中に「ナルシスト狂宴」や「パンダ新世紀」など、自分のコンプレックスと向き合うユニークな活動を立ち上げる。また、同じく在学中に先輩と起業し現在は上場するも、自社の組織にもなじめず2年で経営から離れた。大学院修了後独立し、「NEET(ニート)株式会社」「鯖江市役所JK課」「ゆるい移住」など斬新なプロジェクトを立ち上げて話題を呼ぶ。

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