畜産農業者、畜産農家、畜産家

動物に関する仕事

食肉として販売するために、牛や豚・鶏などの家畜を繁殖させて育てる仕事です。近年、養豚・養鶏では農業法人による大規模経営が増えています。

ここでは、肉用牛を育てる仕事について紹介しましょう。肉用牛では、子牛の繁殖を中心に行う繁殖農家と、肉の肥育を行う肥育農家、繁殖と肥育を一貫して行う繁殖肥育一貫経営農家があります。

繁殖農家では、雌牛が1年に1頭の子牛を生めるように人工授精を行います。健康な子牛が生まれたら、9カ月くらいまで育てたあと、市場でせりにかけて肥育農家に売り渡します。肥育農家では、年齢や季節によってエサの種類を変えたりしながら大きく育て、生後30カ月前後になると出荷します。できる限りストレスなく健康に育つよう気を配ります。

畜産農業を営むなら、大学や専門学校の畜産科で畜産の基礎を学んでおくとよいでしょう。その後、畜産農家や畜産会社などに就職します。また、地域の農協や畜産組合では、農家などからの従業員やスタッフの募集を紹介しています。POINTPOINT関連情

POINT

  • 食肉として販売する家畜を育てる
  • 家畜の健康を配慮した生育環境を整える
  • 大学や専門学校の畜産科で専門知識を学ぶ
この職業に近づく大学は?
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帯広畜産大学 畜産学部 畜産科学課程

4年制。2年次に家畜生産科学、環境生態学、食品科学、農業経済学、農業環境工学、植物生産科学の6つのユニットから1つを選択し、農畜産に関する幅広い領域を学ぶ。国際教育プログラムによって国際社会で活躍するために必要な能力の養成にも取り組む。

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