パイロット、飛行士

乗り物に関する仕事
- こんな人に
オススメ! -
- 判断力のある人
- 協調性・英語力に自信がある人
- 健康で体力に自信がある人
1.パイロットの仕事とは?
航空機を操縦する仕事です。航空機は、民間機(旅客機・貨物機を含む)と軍用機に大別されますが、ここでは旅客機のパイロット(エアラインパイロット)について取り上げます。
国際線など大型の航空機は、機長と副操縦士の2人のパイロットが協力して操縦します。パイロットはフライト前にディスパッチャー(運航管理者)と打ち合わせて、航路・速度・高度などを決定します。パイロットとしての技術が特に問われるのは、離着陸の場面です。離陸後は常に計器や気象状況に気を配り、緊急事態には適切な対応ができるように万全の備えをしています。
2.パイロットの役割・資質とは?
多くの乗客と乗員の命や財産を預かるパイロットにまず求められるのは、責任感と判断力・協調性です。フライトの際には副操縦士などのスタッフとの協力が欠かせないためです。
第二に、健康と体力をはじめとしたパイロットとしての身体的適性があることが条件となります。晴れてパイロットとなったあとも、旅客機パイロット(機長)の場合、半年に一度の航空身体検査を受けなければなりません。健康維持と共に、時差に左右されない体調管理ができることも求められます。
第三に、英語力と学力です。パイロットと管制官の会話は英語が中心ですし、飛行機と操縦のシステムについて学ばなければならないことが多岐にわたるためです。パイロットとして乗務を続けるならば、航空身体検査同様、知識と技術についても定期的な訓練と試験を受け続けることになります。
3.パイロットになるためには?
日本でパイロットの仕事に就くためには、操縦する航空機の種類に応じた免許を取得する必要があります。そのためには、大きく分けて3つの方法があります。航空大学校へ進学するか、大手航空会社に就職して自社養成パイロットになるか、それ以外の訓練を受けて免許を取得するという道です。


POINT
- 協調性と体調管理が大事
- 視力や身長など、一定の身体条件を満たす必要がある
- 航空会社によっては、自社でパイロットを養成している
関連情報
●パイロットになるには(国土交通省)HP
日本でパイロットになるための資格・試験に関する詳しい情報を掲載
オススメの1冊
イカロスムック『エアラインパイロットになる本』
(阿施光南著/イカロス出版)
エアラインパイロットになるための最新情報。仕事の内容の他、訓練の実際や航空身体検査についても掲載
年々パイロットの需要は増えており、自分でライセンスを取得した人の採用枠が広がっている

東京都立大学 システムデザイン学部 航空宇宙システム工学科
航空機やロケット、人工衛星などの航空宇宙システムの設計や製造に携わる人材を育成する。数学や物理学を基礎に、空気力学や推進工学、材料構造力学などの専門分野を学ぶ。実験装置が充実し、外部の専門機関や研究所で指導を受けることもできる。

法政大学 理工学部 機械工学科
2つの専修を設置。機械工学専修ではヒューマンロボティクス、マテリアルプロセッシング、環境・エネルギー、航空宇宙、材料物性・強度など6つのコースがある。航空操縦学専修では航空機の操縦や機械工学の知識を修得し、パイロットやエンジニアを育成する。
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