船長、艦長、艇長

乗り物に関する仕事

船舶の運航の最高責任者として船内を取り仕切る仕事で、キャプテンなどとも呼ばれます。

船長の職務や責任は法律(船員法)で詳細に定められており、航路を管理する船員・船の機械を管理する船員・船の通信を担当する船員などの乗組員を指揮し、船内の秩序を維持する権限を与えられています。

同時に、船舶の出港にあたって船舶の安全を確認し、緊急時には甲板上で指揮し、原則として乗客や荷物が陸上に下ろされるまで船にとどまる義務を負うなど、その権限に伴う特別な責任を負っています。

船長になるためには海技士(航海)免許(一~六級)を取得し、小型船舶で船長としての経験を積まなければなりません。さらに、上位の海技士免許を取得すると共に大型船舶の船長を目指します。大人数の船員・乗客の安全と積荷を守るためには、強いリーダーシップと責任感が必要です。また、長期間の航海に耐えるための体力も求められます。

POINT

  • 船の大きさや航行区域ごとに船長の資格が定められている
  • 強いリーダーシップと責任感が求められる
この職業に近づく大学は?
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神戸大学 海洋政策学部 海洋政策学科

2021年度改組新設。海洋基礎科学、海洋応用科学、海洋ガバナンスの3つの一般領域と、航海学、機関学の2つの領域からなる海技ライセンスコースで構成。航海士などの他、海洋政策の立案、外交問題の解決など国際海洋社会をリードできる人材を育成する。

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東海大学 海洋学部 海洋理工学科

2022年度改組。海洋気象学などの科学や海洋資源・エネルギー、海洋探査技術を学ぶ機械工学を実践的に学ぶ海洋理工学と、船の管理から運航までを学ぶ航海学の2つの専攻からなる。海洋理工学専攻には、海洋科学、海洋資源開発、海洋機械工学の3つのコースが設けられている。

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