プレス工

機械・電気・化学に関する仕事

金属板を機械の型で押しつけることによって、自動車のドアやカメラなどに用いられる小型精密部品を作る仕事です。電気製品のみならず生活用品全般は、プレス技術がなければ大量生産できないものがたくさんあるため、工業製品の製造にはなくてはならない仕事です。

プレス工になるための資格は特にありません。学校卒業後、プレス機器を扱う会社に就職するのが一般的です。実務経験を5年積むと「プレス機械作業主任者」の受験資格が与えられます。プレス機械の保守や安全を管理する現場の責任者に必要な資格です。職場でのレベルアップのために取得するとよいでしょう。

プレス機械での作業は、一歩間違うと指を切断してしまうような大事故を引き起こしかねません。目標を設定し、安全第一で正確に、コツコツと仕事に向き合える資質が必要になります。最近では、プレス工場の海外への移転も多くなっています。工場の責任者として海外に赴任する際は、語学力とコミュニケーション能力も求められます。

POINT

  • プレス機械を用いて工業製品の部品を作る
  • プレス機械を扱う会社に就職するのが一般的
  • 取得すると有利な資格・免許あり
この職業に近づく大学は?
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芝浦工業大学 工学部 電気工学科

研究分野は電力・エネルギー、システム制御・ロボット、電気材料・デバイスの3つの系に分かれる。電気技術に関する幅広い領域について「エネルギー&コントロール」を柱に学ぶ。宇宙ロボットシステム、パワーエレクトロニクスなど14の研究室を設けている。

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東京電機大学 理工学部 機械工学系

設計・解析コースと加工・制御コースからなる。機械工学では広い工学的な専門知識が必要とされるため、材料・機械・熱・流体の4つの力学の基礎教育の後、各コースで高度な専門技術と、最先端工学に適応するための技術的なセンスを身につける。

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千葉工業大学 工学部 機械工学科

材料力学、熱力学、流体力学、機械力学の四大力学に加え、設計や製図を学ぶ。様々な機械を製造し活用する技術を力学的な観点から専門的に学ぶ。3年次より上記科目に加え機械制御や加工技術を学び、後期には4年次に取り組む卒業研究のテーマと所属する研究室を決める。

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東洋大学 理工学部 機械工学科

豊かな創造力を持つエンジニアの育成を目標とし、熱力学、材料力学、機械力学、流体力学、制御工学、計測工学の6つの基幹科目とその関連科目を体系づけて学ぶ。バイオ・ナノサイエンス融合コースやロボティクスコースを副専攻として選択することができる。

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