楽器職人、弦楽器職人

音楽に関する仕事

設計図にもとづいて、楽器の部品を製造し、組み立てる仕事です。大手の楽器工場で楽器を大量生産するために1つの部品を作り続ける楽器職人もいれば、プロの音楽家の要望に合わせて楽器をすべて1人で作り上げる楽器職人もいます。

1000点以上の部品で構成されるような楽器は、各部品の0.1ミリの大きさの違いで奏でられる音が大きく変わってきます。楽器職人は、ヤスリなどで楽器の部品を加工していきます。些さ 細さいな作業の違いでも音が漏れたり余計な音が入ったりすることもあるため、神経を使う作業が続きます。プロ仕様の楽器になると、感覚的な部分までの要求に応えていくようになります。

楽器職人になるためには、楽器メーカーや工房に就職するのが一般的です。楽器製作の基礎が学べる専門学校から就職する道もあります

一人前の仕事ができるようになるためには、10年以上の修業が必要といわれる職業です。1つひとつの工程を、丹念に積み重ねられる向上心が必要です。

POINT

  • 緻密で繊細な作業が求められる
  • 楽器メーカーに就職するのが一般的
  • 地道に技術を磨き続ける向上心が必要
この職業に近づく大学は?
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日本大学 芸術学部 音楽学科

音楽の基礎理論を学び、演奏で基礎技術を磨き、作曲・理論、音楽教育、声楽、ピアノ、弦管打楽、情報音楽の6つのコースに分かれて表現技術を高める。豊かな人間性をはぐくむ個別指導を重視し、確かな表現技術を備えた一流の音楽人を育成する。

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玉川大学 芸術学部 音楽学科

演奏・創作、ミュージカル、音楽教育の3つのコースを設置。演奏・創作コースでは実技を、ミュージカルコースでは音楽表現と身体表現を中心に学び、国内外で活躍できる表現力を身につける。音楽教育コースでは専門領域を深く学び、教育者としての素養をみがく。

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