照明技師、照明助手

映像・写真に関する仕事

映像には欠かせない「光」を、その作品の意図に合わせて現場で作り出す仕事です。夏の撮影で冬の情景を作るといった光の加工や調整、夜の撮影への対応など、監督や演出家と話し合いながらライトのセットを組んでいきます。

撮影現場では、照明技師がアシスタントに指示を送りながらライティング(光を作り出すこと)を行います。チームで仕事にあたる協調性と、照明技師の立場から現場を取り仕切るリーダーシップも必要な資質になります。

光の加減やライトの位置など、何通りも考えられるライティングから最上のセッティングをするためには、長年の経験が必要です。監督や有名俳優の中には、「この照明技師としか仕事をしない」という人もいます。

照明技師になるためには、映像系の大学や専門学校を卒業したあとに、照明会社に就職する方法が一般的です。フリーの照明技師のアシスタントから始める道もあります。

照明技師は就職の枠が少ない職種です。学生のうちにアシスタントのアルバイトからこの世界に入る人も多いです。

POINT

  • 撮影現場で、映像用の光を作り出す
  • チームで照明をセッティングすることが多い
  • アルバイトから経験を積む人も多い

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