出版取次会社社員

出版・文筆に関する仕事

出版社と書店の間で、問屋として雑誌や書籍の流通を担う仕事です。

年間7万点以上の新刊を全国の書店に届けるために物流を担当する業務や、どれだけの冊数を出版社から仕入れ、書店へ卸すかを調整する業務など、取次には様々な業務があります。出版取次は出版社の供給と書店の需要をつなぐ役割を担っています。両者と信頼関係を構築しながら、お互いの意見・要求を調整する必要があります。

出版取次の仕事を行ううえで大切なことは、出版業界の「今」の流れを熟知することです。近年では電子書籍やインターネットの普及に伴い、紙媒体の書籍の物流や業態自体を見直し、新しいビジネスモデルを求める傾向が出版業界全体において見られています。

出版取次の仕事に就くためには、大学や専門学校を卒業したあとに、出版取次会社に就職するのが一般的です。学生のうちにアルバイトをし、物流や取次の仕組みを知っておくとよいでしょう。

POINT

  • 出版社と書店を結び、出版界の流通を担う
  • 最近は新しいビジネスモデルが求められている
  • 出版取次会社に就職する

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