介護食士

介護・福祉に関する仕事

病気や高齢・障がいなどで飲食が不自由な人が食べやすくおいしい食事を作る仕事です。

高齢になると歯がなくなったり、噛む力や飲み込む力が弱くなります。また、病気による食事制限のある人は栄養バランスにも気を配る必要があります。食事は生活の楽しみの1つです。食事をおいしく食べられないと元気も出ません。噛む力や飲み込む力が弱い高齢者や食事制限のある人に、調理や栄養学の知識をもとに、食べやすく、栄養素の整ったおいしい食事を作ることが介護食士の役割です。

介護食士は全国調理職業訓練協会が認定している民間資格です。3級は72時間の講座を受け、筆記と実技試験に合格すれば取得できます。2級を取得するためには3級資格を取得することが必要です。1級を取得するためには2級資格の取得後、2年以上の実務経験が必要です。また、25歳以上という条件もあります。なお、介護施設で調理師として働く場合やホームヘルパーとして訪問先で調理をする場合、介護食士の知識と資格が役立ちます。

POINT

  • 病人や高齢者・障がい者用の食事を作る
  • 全国調理職業訓練協会の民間資格
  • 調理師や訪問介護職の仕事に役立つ

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