演出家

映像・写真に関する仕事

おもに演技指導などを行いながら、舞台やテレビドラマなどの脚本を演技という具体的な形にしていく仕事です。演技の技術は、日常生活のちょっとした会話や動作にヒントがあることが多く、演出家はそのヒントを見逃さずに、演技指導に活かしていきます。この際、感覚的な指導内容を役者と共有することができるよう、全身を使って指導を行う場合もあります。そのため、演出家には鋭い観察眼と演技指導を行う際の言語感覚・肉体での表現能力が必要になります

演出家になるための方法は、舞台の演出家と映像系の演出家によって異なります。舞台の演出家を目指す場合は、劇団の演出部や養成所に入り、演出助手として実務経験を積んでいきます。演劇の基礎知識や技術を教えてくれる大学や専門学校から、劇団に入って活動する人もいます。また、自分で劇団を旗揚げして演出家になる人もいます。映像系の演出家を目指す場合は、テレビ局の制作部や映像制作会社に入社して、ADや演出家のアシスタントとして実務経験を積みながら演出家を目指していきます。

POINT

  • 演技指導を中心に脚本を具体化する
  • 舞台やテレビドラマの裏方として活躍する
  • 観察眼と指導の際の言語感覚・体での表現能力が必要
この職業に近づく大学は?
https://www.toshin.com/mirai/joblab/conts/wp-content/uploads/2017/03/142_TOP-scaled.jpg

日本大学 芸術学部 映画学科

映画業界や放送業界など、映像に携わる人材を育成する。映像表現・理論、監督、撮影・録音、演技の4つのコースのいずれかに所属し、1年次から専門的な実習に取り組む。年次が上がるにつれ、各分野で高度な専門知識と技術を養う。

詳しくはこちら
https://www.toshin.com/mirai/joblab/conts/wp-content/uploads/2017/03/023_TOP-1.jpg

東京藝術大学 芸術学部 先端芸術表現科

制作者だけでなく芸術支援の専門家を育成。幅広い表現メディアの基礎を修得し「これからの芸術とはなにか」を実践的に学ぶ。地域や社会に深く根ざした各種プロジェクトに国内外を問わず積極的に参加している。3年次より研究室に所属し創作研究に取り組む。

詳しくはこちら

東進からのおすすめ

映像・写真に関する仕事一覧に戻る

PAGETOP