校正者、校閲者

出版・文筆に関する仕事

雑誌や書籍などの誤表記の修正や記述の事実確認をする仕事です。原稿をページデザインした校正紙(ゲラ)に対して、漢字の誤記から用語・用字の統一、原稿内容の事実確認など様々な視点から文献やインターネットを利用し、記載内容をチェックしていきます。

校正者になるためには、エディタースクールなどで校正の基礎知識や技能を学ぶのが一般的です。膨大な文章をチェックする作業が多いので、高い集中力と作業を続ける体力を維持していくことが資質となります。また、疑問が生じた際には、事実確認を行うために用いる文献を短時間で探り当てることも、校正業務の手助けとなる技能です。

校正を専門とした事務所に所属する人もいますが、自宅でもできる仕事なので、フリーランスとして活躍する人が多くいます。

また、校正の技能があれば、子育て中や定年後でも仕事の依頼がある職業です。技能検定も行われているので、取得しておくと仕事の幅が広がるでしょう。

POINT

  • 書籍や雑誌などの内容をチェックする
  • 膨大な文章をチェックする集中力と体力が必要
  • 取得すると有利な資格・免許あり
この職業に近づく大学は?
https://www.toshin.com/mirai/joblab/conts/wp-content/uploads/2017/03/176_TOP.jpg

立命館大学 文学部 日本文学研究学域

日本文学や日本文化の持つ新たな意義を考察する。2つの専攻で構成。日本文学専攻では『古事記』や『万葉集』などの古典から近現代文学まで多様な日本文学の意味を解明する。日本語情報学専攻では日本語の多様性を考察すると共に図書館の役割を探究する。

詳しくはこちら
https://www.toshin.com/mirai/joblab/conts/wp-content/uploads/2017/03/133_TOP.jpg

東海大学 文化社会学部 文芸創作学科

小説や詩、映画や演劇などの文芸作品から、広い視野で情報を読み取る力、考えを分かりやすく表現し伝える力、文芸や社会を読み解く力を養う。現役の作家や批評家を講師として、実践的な表現力と思考力をはぐくむ。自らの創作や論考を卒業制作として表現する。

詳しくはこちら
https://www.toshin.com/mirai/joblab/conts/wp-content/uploads/2017/03/152_TOP-scaled.jpg

立正大学 文学部 史学科

自らの目で歴史資料を読み解く力を習得し、体験的かつ実証的な歴史学研究に取り組む。日本史、東洋史、西洋史、考古学の4つの分野の演習をバランス良く履修し、3年次から専攻に分かれる。博物館めぐりなどを実施し、史料や遺跡に触れる機会を設けている。

詳しくはこちら

東進からのおすすめ

出版・文筆に関する仕事一覧に戻る

PAGETOP