マーケティングリサーチャー

経営に関する仕事

企業や団体の依頼を受けて、商品の需要や消費者のニーズ、販売実績や購入者層の分布などを調べる仕事です。ヒット商品を生み出すことを目標に、データやマーケットの動きなどを収集して、調査分析します。

マーケティングリサーチャーに必要な資質は、トレンドをつかむセンスです。トレンドがマーケティングのデータに現れるのは、ある程度消費者に定着してからになります。その前触れをつかむのがこの職業の重要なポイントです。様々な分野の人とつながりを持って、情報を入手できる能力が必要不可欠です。一方で、データから消費者の規則性や動向を見出す冷静で的確な情報分析も重要です。

マーケティングリサーチャーになるためには、大学や短大を卒業後、リサーチ専門会社や広告会社などに就職して、実務経験を積むのが一般的です。特別な資格は必要ありませんが、経営学・商学・経営情報学・マーケティング理論・統計学など、経済関係の知識が必要になります。中には、フリーランスで活動し、雑誌などに連載を持つ人もいます。

POINT

  • 時代の流れを読み、商品開発に活かす
  • トレンドをつかむセンスが必要
  • データ分析など冷静で的確な情報分析能力が重要
この職業に近づく大学は?
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早稲田大学 商学部 会計トラック

企業の経済活動を記録、計算し報告を行う財務会計と、会計データをもとに企業の経営管理を行う管理会計の2つの分野を中心に学習する。会計監査論やマーケティング戦略論などを学び、3・4年次のゼミで会計情報論、現代管理会計論などの科目により専門的に学ぶ。

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青山学院大学 経営学部 マーケティング学科

国際性と創造性に富んだ「青山」の地の利を活かし、消費者が求める文化や情報、感性とビジネスを結びつける「青山マーケティング」を提唱。データ分析スキルに関する教育を強化すると共に、企業や自治体との協同学習を導入し、理論と実践の融合を図っている。

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関西学院大学 商学部 マーケティングコース

マーケティング活動について、戦略策定からマーケティング調査、消費者行動の理解まで幅広く学習し、マーケティングの最先端を担う人材を育成する。卸売や小売、交通、物流などの流通システムや企業間システム・ネットワークの問題を学ぶ科目も設置している。

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