製薬開発者

医療に関する仕事

製薬会社などで新しい薬を開発する職業です。新薬の開発にはいくつもの段階があり、何年もの年月がかかります。その中でも製薬開発者が担当しているのは、基礎研究や非臨床試験などと呼ばれる段階です。

基礎研究は、薬としての効果が期待できる物質を探す研究です。植物や動物・微生物などから、薬のもととなるような物質を発見する仕事です。

非臨床試験では、実験動物や培養細胞を使って、薬のもととなる物質の有効性や安全性を試験します。本当に薬としての効果が期待できるのか、毒性はないのかなどを見極める重要な試験です。

製薬開発者はこうした研究や試験に携わり、新しい薬を世に送り出します。

製薬開発者には薬理学や化学の知識が欠かせません。大学の薬学部や理工学部などに進み、薬学や化学を学びましょう。さらに大学院で専門性を身につけるとよいでしょう。おもな就職先は製薬会社や化学メーカーです。

POINT

  • 製薬会社などで新しい薬を開発する
  • 基礎研究や非臨床試験に携わる
  • 大学と大学院で薬学や化学を専攻する
この職業に近づく大学は?
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北海道大学 薬学部 薬科学科

4年制。生命科学や創薬科学の分野で国際的に活躍できる研究者や技術者を育成する。薬学に必須となる生物化学、天然物化学、有機合成化学、医薬化学、物理化学などの基礎科学を学び、薬物の働きに関する理解を深める。研究室配属後は最先端の研究に取り組む。

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順天堂大学 医療科学部 臨床検査学科

医学部附属病院と連携して、医学・医療の基本的素養を基に高度な専門知識を身につけるとともに、確かな技術を修得し高い実践力を備えた臨床検査技師及び臨床工学技士を養成する。

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昭和大学 薬学部 薬学科

6年制。低学年次には生物、化学、物理を中心に基礎薬学を学び、生命の成り立ちを理解する。4年次後半から附属病院と薬局で計28週間の参加型実務実習が行われ、6年次には研究室での薬学研究や病院での臨床実習を通じ問題発見・解決能力を身につける。

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東京理科大学 薬学部 薬学科

6年制。薬学全般にわたる幅広い知識と技能を備え、問題解決能力、高度化する医療に適切に対応できる研究心、豊かなヒューマニティを併せ持った薬剤師の育成に努めている。徹底した基礎教育、薬学専門教育を行うとともに、充実した施設と医療機関との連携による実践的薬剤師職能教育を行う。

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