大学教授、教授
教育に関する仕事
大学教授、教授になるためには?
大学の教授会や文部科学省の承認を得れば誰でも大学教授になれますが、大学院で博士号を取得して、大学や大学院の講師や助教・准教授を経て教授になるのが一般的です。
博士号を取得するためには、まず大学を卒業して大学院修士課程へ進学し、修士号を取得します。続いて大学院博士課程へ進学し、博士論文を書き、所属している大学の教授会で博士論文とそれまでの研究実績が認められれば、博士号が与えられます(大学によって異なります)。その後、大学の教授会で認められ大学や大学院の講師となり、研究に加えて大学生や大学院生の教育にも携わります。講師の仕事をしながら、研究成果を論文にまとめて発表を続け、研究実績と論文が認められると、助教・准教授・教授へと昇格できます。
大学教授に必要な資質は、常識を疑い、探究する好奇心です。高校生のうちから疑問を持ち、探究する心構えを持ちましょう。大学院へ進むと、文系・理系問わず膨大な量の文献・論文を読むので、文章の読解力を磨きましょう。また、論文は英語で読み書きすることもあるので、英語力も必須です。