海上保安官

治安に関する仕事

海上保安官になるためには?

海上保安官になるためには、海上保安大学校(広島県呉市)か海上保安学校(京都府舞鶴市)に入学します。海上保安大学校では幹部職員を養成し、海上保安学校では一般職員を養成します。期間は、海上保安大学校が 4 年半、海上保安学校は課程によって1~2年です。

どちらも「学校」ではありますが、入学すると海上保安庁の職員として採用されたことになりますから、授業料を払うのではなく、国家公務員としての給料をもらうことになります。

入学後は、海上保安官になるための知識を学び、技術を身につけて訓練を積んだのち、海技士や海上特殊無線技士などの必要な資格を取得します。

海上保安大学校、海上保安学校いずれも、入学試験では文章理解・文章作成・数学・理科・社会などの知能・知識が幅広く問われます。それに加えて海上保安大学校では、英語・数学と、物理もしくは化学の試験が課されます。高校生のうちから文系・理系に偏らず勉強しておく必要があります。また、反復横跳びや鉄棒などの体力検査もありますから、日頃から体を鍛えておいた方がよいでしょう。

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