獣医師、獣医

微生物からペット・家畜まで、専門知識を活かして人間と動物の健康を守る

動物に関する仕事

獣医師、獣医になるためには?

獣医師になるためには、高校卒業後、獣医学科が設置された大学に入学する必要があります。

大学では獣医学の基礎・応用・臨床を6年間かけて履修します。基礎では生理学・解剖学・薬理学、応用では公衆衛生・感染症などの知識や内科・外科・繁殖学などの臨床医学を、講義と実習の中で学んでいきます。動物の種類によって「伴侶動物」「エキゾチックアニマル(爬虫類など海外から輸入された珍しい動物)」「産業動物」などの専門分野があります。

大学で必要な単位を修めると、農林水産省が実施する獣医師国家試験の受験資格を取得できます。試験に合格すると(免許申請を行って)獣医師名簿に登録され、獣医師免許が取得できます。

試験は年に一度、2月に行われるため、公務員・農業共済組合職員・企業への就職を志望する場合は、先に就職試験を受けてから獣医師国家試験に臨むことになります。免許取得後のおもな就職先は、動物病院・各地の農協や農済(農業共済組合)・官公庁・自治体・製薬会社が多くなっています。臨床獣医師として働きたい場合は、免許を取得してから病院などの臨床現場に勤めて実務経験を積むのが一般的です。

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