電車の運転士

旅客から貨物まで、列車を安全かつ快適に運転する仕事

乗り物に関する仕事

電車の運転士になるためには?

電車の運転士になるためには、運転士希望として鉄道会社の採用試験を受け、就職するのが一般的です。しかし、入社後すぐに運転士になれるわけではありません。まずは沿線の駅に勤務し、駅務を数年こなします。次に車掌の登用試験を受けて合格し、車掌業務を経験したあとに初めて運転士の登用試験を受けることができます。国の定める基準にもとづく身体検査や適性検査などに合格すると、運転士見習として国土交通省指定の動力車操縦者養成所へ入所します。

養成所では3~4カ月間の学科講習後、学科試験を受験します。合格すると実際の路線で4~5カ月にわたる技能講習に臨み、技能試験に合格すると、ようやく動力車操縦者運転免許証が交付され、運転士としての勤務がスタートします。

運転免許証には蒸気機関車・電気車・内燃車(ディーゼル車)・新幹線電気車などの他、甲種乙種・第一種・第二種と細かい分類があります。鉄道会社の所有車両に対して免許を取得する必要があるため、運転したい車両がある人は、その車両を所有する鉄道会社を目指しましょう。

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