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  • 東進タイムズ 2014年12月01号

物理 宮内舞子先生の学習アドバイス

物理
宮内舞子先生

たくさんの文字や公式に溺れそうになっていませんか?"イメージ"という言葉の間違った使い方に振り回されていませんか? 公式は物理現象を読み解くための"道具"にすぎません。ていねいで色彩豊かな板書とわかりやすい講義で、シンプルな物理の世界へ君をサポートします!『物理の勉強法をはじめからていねいに』(東進ブックス)も大好評発売中。

高3生

過去問演習で苦手分野の克服!

 国公立二次や私大で物理を受ける生徒は、二次私大対策をメインに学習を進めて構いません。その中でセンター試験の範囲も必ずカバーできるので、センター対策は過去問演習講座などで形式や難易度を確認して効率良く進めましょう。物理がセンター試験のみの生徒は、不安だからと教科書を一字一句読み込むのでは時間がもったいない! 細切れの時間に教科書の実験装置の写真や図を眺めておいてください。あとはとにかく過去問演習の繰り返しです。

 「最終12月 センター試験本番レベル模試(12/23)」の受験後は、どの分野ができなかったのかをしっかり分析すること。苦手分野を本番までに確実につぶしておくことが重要です。

 センター試験の物理で時間が足りなくなるということはあまりないので、過去問演習は時間を計って1年分通すより、苦手な分野の大問を数年分取り出して一つひとつを丁寧に解いて、苦手分野の得点アップに活用することをおススメします。

<これよりWEB限定>

 この12月の直前期、目の前に入試が迫ってきて追いつめられている人も多いかと思います。確かに、受験生にとって大学入試というのは、今まで生きてきた中でも一番の大イベントですよね。しかし、これまで長い期間自分が準備してきたこと、頑張ってきたことをやっと試せるわけですから楽しみではありませんか? 本番に向けて全力投球することはもちろんですが、「辛い、苦しい!」だけではなく、せっかくだからこの状況を祭りの本番、成果発表の場だと思って楽しんでほしいです。

高1生・高2生

先入観を持たず、「力学」から仕上げよう

 新高3生は、この1年間全力疾走するために、準備運動として気持ちをしっかり盛り上げておくことが大切。志望校や将来の目標を真剣に考え、入試科目についてきちんと調べておきましょう。

 新高2生の場合、4月から物理を始める人も多いと思います。始めから「物理は無理! わからない!」と先入観を持たないこと。「わからない!」と思って授業を受けてわかるはずがありません。悪い先入観は自分の可能性を狭めてしまうので絶対に避けましょう。

 物理はとにかく「力学」に重点をおいて学習してください。「力学」以外の分野が苦手な人も、原因は「力学」にあることが多いです。高3の夏休みが終わるまでに、過去問を解ける程度に「力学」が仕上がっていれば、物理は得点源になるはず。まずは「最終12月センター試験本番レベル模試(12/23)」を受験し、入試レベルを体感しておきましょう。今は得点を気にする必要はありませんよ。

<これよりWEB限定>

 物理を未習の生徒は、物理を自力で学習するのはあまりに効率が悪いので、まずは計算の手段としての数学をしっかりおさえておくこと。最低限ベクトルと三角関数、余裕があれば微分積分を使いこなせるようにしてください。

 受験勉強も「楽しむ」ことが大切です。特に新高2生は、まだまだ学校行事もたくさんありますよね。高校生という今は戻ってきませんし、大学入試のためだけの高校生活はもったいないです。部活動も学校行事も勉強もとことん取り組んで、泣いたり笑ったり、今しかできないことを思いきり楽しんで下さい。