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学力の差は時間の差この夏大逆転のチャンス

学力の差は時間の差この夏大逆転のチャンス
学力の差は時間の差この夏大逆転のチャンス

学力の差は時間の差 この夏大逆転のチャンス

今号では、夏にぐんと成績をアップするための過ごし方を中心に紹介してきた。まだまだ新型コロナウイルスの影響は続き、少し先の未来も不透明だ。だからこそ、今できることに最大限取り組み、力をつけておこう。

高2生・高1生必見の難関大に現役合格した先輩たちのアンケートから、夏にどのくらい学習していたのかを明らかにした。大学受験までの時間は平等に与えられている。その時間をどう使うかで大きく将来を変えられるはずだ。

高2生・高1生の夏の学習時間有効活用で逆転のチャンス!

大学入試までの時間はみな平等だ。昨年の難関大現役合格者の夏の学習量に関するデータを参考に、今できることを考えていこう。

資料1は各大学グループに現役合格した先輩たちの、学年別の夏休み学習時間を調査した結果である。すると、高3の夏には東大現役合格者で8時間37分、早慶現役合格者では8時間38分とほとんど差が見られなかった。受験学年になれば、夏休みに10時間以上勉強する日があるのは当たり前。高3のこの時期に逆転するためには相当の努力が必要である。しかし、高2・高1の学習時間は目指す大学によって約30分〜1時間の差。1日あたりでこの差は非常に大きい。

高2、高1の夏にまとまった時間を学習に有効活用すれば、大逆転するチャンスとなり得るだろう。

いかに時間を生み出すかという視点で取り組めば、高2の夏に通常より多くの時間をかけて学習に取り組むことは十分可能なはずだ。勉強する時間と部活動に専念する時間、または余暇にと、オンとオフのメリハリをつけて、充実した夏にしてほしい。

コロナ禍でも情報収集は積極的に

志望校を決めるにあたって、大学の雰囲気を知るオープンキャンパスは貴重な機会だ。昨年は、残念ながら中止となる大学があった一方、オンライン開催など新たな可能性も広がった。

今年の難関大現役合格者にオンラインを含めてオープンキャンパスに参加したことがあるか聞いたところ、64.1%が参加したとの回答があった。大学での学びや生活をイメージできるオープンキャンパスは参加する価値があるだろう。

今年も各大学はオンライン開催を含めて、工夫を凝らしたオープンキャンパスが実施される予定だ。東進公式YouTubeチャンネル「東進TV」でも、大学情報を日々更新・発信している。大学受験は全国区。オンラインは、より希望の大学を発見できるツールになるはずだ。積極的に志望校や学びたい学問について調べ、この夏、深く考えてみてほしい。志望校が決まれば、あとは逆算して、目標を立てて計画を進めていこう。

【データについて】

2021年東進タイムズ合格発表直後アンケートより(回答962名)

【集計対象大学】東京大学、京都大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学、東京工業大学、一橋大学、東京医科歯科大学、東京外国語大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、法政大学、中央大学、関西学院大学、関西大学、同志社大学、立命館大学

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