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《政治・経済》 設問別分析



【第1問】戦後日本経済の変遷
戦後の高度経済成長とその終焉、および経済構造の変質について。防衛・行政改革・高度経済成長・環境問題・ニクソンショック前後の経済変動・経常収支の構造変化・グローバル化への日本経済の対処/国富概念・男女雇用機会均等法・政治社会参加について。高度成長期の各景気で発生した出来事や国債発行がいつから行われているか、金本位制から管理通貨制に移行したのはいつか、金融ビッグバン・日米包括経済協議・ODA大綱改定の順序など、出来事の流れを問う出題が多くみられた。

【第2問】日本経済の諸問題
社会資本・近年の景気循環・地方財政・国民負担率と高齢化の国際比較・中小企業の現状・近時の労働問題。問2の実質経済成長率のグラフ問題でも、オイルショック・プラザ合意・バブル崩壊・リーマンショックの内容と時期の理解が求められている。

【第3問】経済分析の事例
年金制度・経済主体・所得格差の国際比較・金融政策・需給曲線分析・株式会社の特徴・NPOについて。問5では、関税化により輸入量を抑制できることを問う需要・供給曲線の応用問題において、逆に輸入量が増加するケースが問われた。

【第4問】憲法と政治制度
新旧憲法比較・国民主権・小選挙区制の表割・国会の権限・衆参議院選挙投票率・違憲審査権・日米安保条約など。問3で計算問題が出題された。問5は衆議院選挙・参議院選挙の投票率に影響を及ぼした出来事、政策などが問われた。日本の政治・政策の流れを押さえておくことが求められた。問6は違憲立法審査権の行使をめぐって司法積極主義と司法消極主義の理解を問うロジック問題が出題された。

【第5問】国際紛争と国際政治
EU・START・パレスチナ問題・難民条約・国際紛争の処理・人間の安全保障など。問3でパレスチナ紛争の地域を問う地図問題が出題された。自衛隊がゴラン高原から撤退したという時事問題が出題の背景にあるが、ヨルダン川西岸とガザ地区を問うのはやや細かい出題であった。
大学入試センター試験解答速報2014
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