編集部が今春に行った「合格発表会場アンケート」では、受験勉強開始時期が合否に大きく関係していることがわかったが、実際の得点にどのくらい差がつくのかは判明していなかった。そこで今回、2012年度センター試験を受験した東進生の成績データを分析。受験勉強時期が、どの程度得点に影響を及ぼしているのかを調べたところ、驚きの結果が明らかになった。
下の資料は、今年センター試験を受験した東進生を、受験勉強を始めた時期別にそれぞれの平均点を示したものである。これを見ると、高2の「10-12月」に開始したグループは、高2の「1-3月」に開始したグループと比較して、3教科合計で12.4点、高3スタートのグループとは22.1点も差がついていた。
さらに、科目別の分析をしてみよう。高2の「10-12月」に始めたグループの英語平均が164.3点、高2の「1-3月」スタートが158.6点、高3スタートが155.4点と、やはり早くスタートを切った方が得点が高くなっている」。これは全ての科目において同じ。つまり、受験勉強開始時期が早かったグループの方が、センター本番で高得点を取っていた。
また高3生向けページではセンター試験の得点率と合否の関係を示したが、難関国公立大や早慶を志望する場合、最低でも80%は得点できるようにしておきたい。そのためにも高2生諸君は、年が明けるのを待たずにぜひ今から受験勉強を始めて欲しい。
東京大学は、国による大学入試英語成績提供システムの導入見送りを踏まえ、令和3年度一般入試における出願要件に関するこれまでの予告について、次のように変更する。英語力を証明するための、①民間の英語試験の成績、②高等学校等の証… →もっと読む
11月1日(金)に文部科学省が発表した「大学入試英語成績提供システム」導入見送りを受けて、各国立大学は英語民間試験の活用の有無等について一斉に発表した。国立大学協会では、各国立大学の該当するリンクをまとめてウェブページに掲載している… →もっと読む
文部科学省は11月15日(金)、「大学入試英語成績提供システム」導入見送りにともなって、「令和3年度大学入学者選抜に係る大学入試英語成績提供システム運営大綱」の廃止を発表した。ただし、各大学がシステムを介さず英語の資格・検定試験を入試… →もっと読む
大学入試センターでは、大学入試英語成績提供システムの導入延期に伴う令和3年度の大学入学共通テストの英語の出題方法等について、ウェブページに掲載した。それによると、発音、アクセント、語句整序等を単独で問う問題を出題しないことや、リー… →もっと読む