出題分野、大問数、設問数に変化はなかったが、マーク数が1減少した。第1問は昨年までのA〜Cの3題からA、Bの2題になり、第2問〜第5問はA、Bの2題であった。実習、探究活動を含めて教科書を丹念に学習しておけば高得点が期待できる出題である。第1問の問5は問題の図で考えようとすると混乱する可能性がある。第2問の問3は圧力の高低の判断に迷うかもしれない。第5問の問5はスペクトル型と波長の関係を理解している必要がある。基本的事項の知識問題が大半であるが、単なる暗記でなく、総合的理解が必要であるため、全体としてやや難化したと考えられる。