大学入試センター試験解答速報2013
《数学I》 新高2生へのアドバイス



センター試験数学 Iでは、どのような形式・レベルで出題されても確実に対応できるように準備をしておく必要があります。数学 Iは、高校数学の土台ともいうべき分野で、センター試験においても基本の理解を問う出題が多くなっています。ですから、まず基本を確実に理解して学習を進めていくことが必要です。

数学Iのそれぞれの分野において、新高2生の今から是非身につけておくべきことは以下のとおりです。

◆数と式
代入計算を式変形によって行う、複数の不等式を共通に満たす範囲を数直線を用いて考える、などといった基本動作をしっかりと身につけていきましょう。

◆集合と論理
必要条件、十分条件の言葉の定義をしっかりと覚えましょう。言葉の定義を覚えた上で、命題の真偽を矢印や集合の包含関係を用いて考えることを習慣化しましょう。

◆2次関数
この分野はグラフを描いて、イメージして解き進められるかどうかがポイントです。グラフを描いて考えるということを習慣化しましょう。

◆図形と計量
図形問題は図を描いて考えることが基本です。なるべく大きく図を描き、解き進めていく中で分かった長さなどの情報を書き込んでいく習慣を身につけていきましょう。

◆データの分析
まずは用語の定義を正確に覚えることが重要です。用語を覚えた上で、度数分布表や箱ひげ図などからデータの特徴を読み取る練習を重ねていきましょう。

入試レベルの問題に取り組むために、まず今すべきことは基本を確実に身につけることです。教科書の例題、練習問題、節末問題、章末問題レベルへと、少しずつステップアップして学習していくことが、実力を上げる一番の近道です。「計算を最後までやり抜く」「図やグラフを描いて考える」といった基本的なことを地道に積み重ねることによって、確固たる力を養成していきましょう。また、解法の暗記に頼るのではなく、公式や解法の原理をきちんと理解してから先に進むような勉強を心がけましょう。物事を理解するとは、その道理や筋道がわかり、自ら使いこなすことができるようになることです。理解して先に進むような勉強を繰り返すことで、受験だけでなく、将来社会に出てからも役立つ本当の力をつけることができます。

東進では2ヶ月毎に実施されるセンター試験と同レベルの「センター試験本番レベル模試」と、その前段階の「センター試験高校生レベル模試」があります。センター試験の傾向、自分の現在の力を知り、さらに不得意分野・弱点を明確にしてセンター試験対策をスタートするのに大いに役立ててください。
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