《数学I》 設問別分析
【第1問】方程式と不等式、集合と論理
[1](方程式と不等式)
式の値を計算する問題。誘導に従って素直に計算するだけなので、やや易しい。この問題は必ず正答しておきたい。
〔2〕(方程式と不等式)
絶対値付きの不等式と2次不等式の実数解に関する問題であり、不等号も含めて解答する形式になっている。難しい計算もほとんどなく、かなり易しい。
【第2問】2次関数
2次関数の問題。問題の入り方が目新しく、初めに2次関数が与えられている形ではない。動点を頂点に持つ三角形の面積を2次関数で表すよう誘導されている。計算はそう難しいものではないものの、時間を要することもありやや難しい。
【第3問】図形と計量
三角形について、長さや角の情報を求めていく問題である。主に有名角を使った計算を行うことで解答を得られる。取り組みやすく難易度は標準であった。
【第4問】数と式・方程式
絶対値付きの方程式の実数解の個数を数えるために、まずは単純化した2次方程式の実数解を考察する誘導に従って解答していく問題。問題そのものは標準的なレベルである。