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政治・経済: 新高2生へのアドバイス
《政治・経済》 新高2生へのアドバイス
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公民科での「政治・経済」の位置づけに注意
「政治・経済」は、現在の政治・経済における諸現象に重点を置いて学習する科目です。「現代社会」は、政治・経済を中心に倫理的側面などを加味した、公民科の入門的・総合的な性格をもつ科目です。「倫理」は人間の引き起こす社会現象を追及し、背景として宗教・哲学・心理学などにも焦点を当てる科目です。「倫理・政治、経済」は、「倫理」と「政治・経済」の両方の学習が必要となります。
「政治・経済」は、政治・経済の現象や制度および機能などを学習しますが、当然、他の社会科の要素を含み、歴史・地理・倫理などの要素を含んだ問題も出されます。特に歴史は近現代史に限られますが、頻出問題でもあります。したがって、幅広い視野で総合的に社会現象を見て、好奇心をもって分析する姿勢が大事なのです。時事問題に興味を持ち、その内容を知りたいという好奇心がそのまま勉強につながると同時に、小論文や面接の対策としても役立ちます。
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ニュースと教科書のつながりを理解する
日々の国内外のニュースは、すべて教科書のどこかに結びつきます。たえず日常のニュースに関心を持ち、教科書を確認する習慣がつけば勉強も面白くなります。本番でもその判断力がものをいうことがあります。まず高校の教科書を一読して最低限の基本知識をインプットしておきましょう。その上で、理論メカニズムを押さえるために『名人の授業 新政治攻略』『名人の授業 新経済攻略』(東進ブックス)を読むとよいでしょう。授業形式でわかりやすく制度、しくみ、理論メカニズムが説明されています。政治・経済の骨格を押さえておくことが今後の実力アップの基盤となるでしょう。さらに『政経ハンドブック』(東進ブックス)を一読できると万全です。時事対策としては、『現代社会の最新時事』や『政経資料集』で現在の世界や日本で起こっている時事問題を知ることから始めましょう。
センター試験では、限られた時間内で正確に解答する力を求められます。東進のセンター試験本番レベル模試は、年間のカリキュラムでセンター試験と同一レベル・同一形式の問題演習を繰りかえします。積極的に受験して、自らの学習進度を測る物差しとしてください。
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