共通テスト 1日目解答

地理歴史

9:30-11:40

公民

9:30-11:40

国語

13:00-14:20

英語

15:10-18:10

共通テスト 2日目解答

理科①

9:30-10:30

数学①

11:20-12:30

数学②

13:50-14:50

理科②

15:40-17:50

地理歴史 世界史A

設問別分析

【第1問】社会の改革を志した人物
Aでタフターウィーによるパリ滞在記、Bは魯迅の日本滞在に関する生徒作成のスライドをもとに、主に19世紀前半~20世紀初めのアジアに関する問題が出題された。資料の文章を読み君主の名称を選択させる問題から、単に語句の名称や出来事の推移を知っておくだけでなく、資料の読解を通して世界史上の事象について考察することのできる力が問われた

【第2問】風刺画や教科書
Aはバルカン戦争に関する風刺画、Bはフランスの教科書の記述を題材にした授業を想定したリード文をもとに、主に19世紀後半~20世紀初めのヨーロッパに関する問題が出題された。風刺画と会話文から描かれた国を判断させる問題が出題され、絵画などから当時の状況を読み取る普段の授業内の活動で取り組んできた成果が問われた

【第3問】人やモノの移動に伴う産業の発展
Aはガラス、Bはアメリカ合衆国の人口動態を題材とする、先生と生徒の会話文をもとに、古代~現代まで幅広い時代の各地の歴史が出題された。棒グラフと会話文から年代と当時の情勢を判断する問題が出題され、事象の変化と歴史的な事件との関連性について深く理解しているかが問われた

【第4問】政治と文化の関係
Aはスペインのプラド美術館展の絵画をもとにした会話、Bは中国の近隣の文字についての授業を題材として、主に近世のアジア・ヨーロッパに関する問題が出題された。民族文字の特徴と他国への意識についての問題が出題され、文字の成り立ちにある背景についての思考力が問われた

【第5問】国際秩序の維持
Aは大西洋憲章の条文、Bはソ連のロケットを見た生徒の会話文をもとに、主に20世紀の国際社会に関する問題が出題された。グラフと条約に関する文章に関する正誤組合せ問題が出題され、戦後史のグラフについては昨年度と同様にある程度年代を細かく把握している必要があるといえる