パン職人

食に関する仕事

専門店・ホテル・スーパーなどでパンを作る仕事です。

パンづくりは基本的に、酵母菌の発酵作用を利用して生地を膨らませるため、レシピ通りに作っても毎回同じ製品ができるとは限りません。気温や湿度・糖分によって発酵の進み具合が変わるため、発酵の度合いや仕上げの焼き加減を見極めるには経験と勘が大切な、まさに職人技です。

ベーカリー(パンの製造・販売店)には、個人ですべての工程を行う中・小規模な店・仕込みや焼成などの工程別に担当を設けている大規模な店・工場から配送された生地を焼くだけのチェーン店などがあります。

パン職人になるためには、自分たちで仕込みから製造・販売のすべてを行う小さなベーカリーで3~5年働いて腕を磨くのが一般的です。調理・製菓専門学校の製パンコースで学んだり、パンの伝統を持つフランス・ドイツなどに留学するのもよいでしょう。また、食品衛生の知識を持つ製菓衛生師・厚生労働省認定の国家資格であるパン製造技能士などの資格があると、就職などの際に強みになるでしょう。

POINT

  • 配合・仕込み・発酵・焼成などの工程を極める
  • ベーカリーで3~5年修業をする
  • フランス・ドイツへ留学する道もある

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